でたらめスカイリム TOP  >  スポンサー広告 >  SkyrimRP日記  >  プレイ記:どばきん編 >  【プレイ記】どばきん編 第1話

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

【プレイ記】どばきん編 第1話

いつまでもMOD弄って遊んでばかりいないで、プレイ日記でも再開しようと思います。
以前の環境再構成時に、セーブデータの肥大化を理由にリスタートしましたが
クエストもだいぶ進んで、話の内容も見えてきましたので。
まずメインクエスト担当のキャラの冒険でも書こうかと。

かつて「テスラの手記」というお題で書いていたプレイ日記を
名前を変えて最初から書き直しってことになります。誰得? 俺得。

では記念すべきリスタート第一回目。
オープニングイベント終了までいきたいので、いきなりちょっと長めです。
あと導入部なんでちょいと説明くさい部分が多めかも。
まあ、ヘルゲンさえ終わればテンポアップはすると思います。


☆注意☆
・ネタバレを含む可能性大です。
・RP風味という特性上、多少の創作が混じりますが、ゲーム内容から大幅に逸脱はしません。




~タムリエル大陸 スカイリム地方 とある地~


(うーん、どうしてこうなったんだ?)


タムリエル大陸、スカイリム地方南方。
帝国の管理下にあるヘルゲン砦に向かう馬車に揺られながら少女は考えを巡らせていた。
もっとも、少女は馬車がどこに向かっているかも、そこで何が行われるかも知らない。

ただ、自分の手首に巻かれた革の手錠を見やる限り、待っているのが
豪華な料理と暖かい寝床ではないことは確かなのだろう。

気が抜けてしまうぐらいに晴れ渡った空を見上げて、ノルド人の少女――テスラは小さくため息をついた。
ノルドはスカイリム地方を故郷とするヒューマン種であり、鮮やかな金髪と長身を特徴に持つ。
テスラは年齢の割に背は低めだが膂力はあり、風にたなびく髪は太陽の光を受けて白金の輝きを放っている。
両親ともノルド人であるが、もともと外の地方の生まれだった彼女は両親の死をきっかけに、
自身の出自に興味を持ち、スカイリム地方を訪れた。

その結果がこれ(手錠)である。

(よく思い出してみよう。私はスカイリム地方に入ろうとして、道に迷って)

そしてなぜか帝国軍に捕まっていた。
たしかにうっかり街道をそれて道無き道を行っていたが、この扱いはあんまりだと思う。

先ほどから同じ馬車に同乗している二人の男は何やら話しこんでいる。
時折、テスラにも話を振ってくるが眠気と空腹でいまいち頭に入ってこない。
分かったことは、先程から悲痛な悲鳴を上げている方の男は馬泥棒だということだけだ。


そうこうしている内に馬車はヘルゲン砦に到着する。

blog_tesla_001.jpg

砦に到着後、馬車から降ろされ順次名前の点呼が行われた。
「帝国は厄介なリストが大好きだからな」という声が後ろから聞こえてくる。
大好きかどうかはともかく、リストに載せられた名前と人物を照合しているらしい。

「お前の名は」

「あ、私? テスラ」

リストを順次読み上げていた帝国兵の顔は眉をひそめ、隣に立つ上官の指示を仰いだ。

blog_tesla_002.jpg

ないということは誤認逮捕の疑いがある。もしかしたらこのまま解放かも?
と考えたテスラだったが、現実はどこまでも彼女に対して非情であった。

「あ、リストはもういいわぁ。彼女を処刑台へ」

「ちょっ、待っ」

とりあえず捕まえた人間は処刑しとけ、と言わんばかりの対応は杜撰極まりない。
この時点で、テスラの帝国に対する心証は最悪なものとなった。
処刑されるほどのことをした覚えなどないのだから黙って首を斬られる謂れも、当然無い。

(話し合ってもダメっぽい相手ってことは分かった。あとは、助かる手立ては)

必死に頭を回転させるが、最善策がどうにも見つからない。
まず向こうには腕利きの弓手がおり、逃走しようとした男を一矢で仕留めてしまった。
(先ほどまで同じ馬車に乗っていた馬泥棒である)
いかに全力で走ったところで二の舞になるのは火を見るより明らかと言える。
手練れの弓主が放った矢より早く動ける人間などいない。

この時、テスラは考えるのに必死で彼方から聞こえる謎の音に気付いていなかった。


なんとか助かろうとするテスラだが、いきなりご指名を受けてしまった。
いかにも反乱軍っぽい他の連中を差し置いて自分が先とは、性急すぎるのではないか。
そう思ったが、それを口に出したところで今更どうにかなる訳でもない。
呼ばれるまま処刑台へと引っ張られ、ふと目を落とすと首だけとなった先客が転がっていた。

数秒後には自分もこうなっているのか。

息が掛かるぐらいに目前へと迫った死の恐怖は、テスラに冷静な思考を放棄させるのには充分すぎた。
後ろに立つ隊長に背を押されるまま、使い古した台に頭を寝かせる。
なにやらぬるぬるとしているのはきっと先客が残したものなのだろう。
もうどうにもならないのか、そう実感しながら執行人が振り上げる斧を見げた時。
その更に奥に、巨大な影が静かに舞い降りた。

blog_tesla_003.jpg

次の瞬間、テスラは強烈な圧力を全身に感じ、周囲の人間もろともふっ飛ばされ地面を転がっていた。
落雷にも似た音が聞こえたが、巨大な影が発した咆哮であると理解するのに時間がかかった。
咆哮を発した"それ"を改めて見やり、テスラは絶句する。

巨躯を大空へ押し上げる巨大な翼。
その身を包む鱗は、頑強な鎧を連想させる。
人間など軽く引き裂いてしまいそうな鋭い牙と爪が鈍い光を放つ。

その姿を、幼い頃に見聞きした御伽話で見たことがある。
まさか実在するなどと誰が思っていただろう。

紛れもなく、舞い降りたのはドラゴンだった。


テスラ (わー、どうしよ、これ。周りも大パニックだし)

??? 「おい、こっちに来い! 早く!」

テスラ 「え?」

??? 「チャンスはそう何度もないぞ! 生き残りたければ来い!」

テスラ 「だ、誰か分からないけど……」トテテテ

レイロフ 「入れ入れ、ドアを閉めるぞ!」


 バタン


レイロフ 「いったいあれは……まさか、伝説が実在したとでも?」

blog_tesla_004.jpg

テスラ (ウルフリック・ストームクローク……なるほど、この人たちのボスなんだ)

ウルフリック 「とにかく逃げるぞ」

テスラ 「逃げるって言っても、もうこの階段登るしかなさそうだね……」

レイロフ 「先に行ってくれ。後から追いかける」

テスラ (逃げるのに、高いところにいって大丈夫なのかな)トテテテ

高所に行っては逆に追い詰められる危険性もあるのは誰しも分かりそうなことだ。
だが行ける道がそこしか残ってない以上、それを気にしても仕方がない。
テスラは一抹の不安を残しつつもらせん状の階段を駆け上った。
上に見える人影は先に逃げた人間だろうか。何か言い合う声も聞こえる。

辺りに飛び交う怒号や悲鳴の中に、ふと違う気配を感じたテスラは脚を止めた。

何か来る。

そう感じた刹那、テスラの目前の壁が爆音とともに吹き飛ばされる。
衝撃に鼓膜を揺さぶられ、埃に視界を塞がれたテスラは思わず顔を覆った。

blog_tesla_005.jpg

改めて目の前を確認すると、壁には大穴が空き階段は瓦礫で塞がれている。
とても先に進める状況ではない。かといって引き返してもどうにもならない。
「どうすんのコレ」という顔で呆然とするテスラへ、後ろから追いついたレイロフが声をあげた。

blog_tesla_006.jpg

大穴から外を確認すると、確かに2階建ての建物が見える。
幸か不幸か屋根が崩落しており、うまくいけば建物内部に着地も出来るだろう。
だがそこまでの距離は決して短くない上、地面に落ちればただでは済まない高さだ。
真下を見て一瞬躊躇したテスラだったが、意を決して一息に跳躍した。

テスラ 「……ぬわぁぁぁ。いったぁぁぁぁ……!」ジンジン

テスラ (さすがに手錠つけたままじゃ着地に失敗するっての)

テスラ 「とりあえずここから出ないと。なんかすごい燃えてるし」


<民間人を避難させろ!


テスラ 「?」

テスラ (あ、テュリウス将軍だっけ。へー、偉いのにすごいなー)

??? 「まだ生きてるか、囚人」

テスラ (やっば! 帝国兵……あれ? この人って)

ハドバル 「生きていたけりゃ俺から離れるんじゃないぞ」

テスラ 「……帝国でも人助けするんだね?」ジトー

レイロフ 「帝国の思惑と個人の思惑が一致しているとも限らん」

テスラ 「……」

レイロフ 「こんなところで死ぬこともない。こっちだ」

テスラ 「待って、危ない!」

blog_tesla_007.jpg

テスラ 「うっわ……」

ハドバル 「壁際にいろ。このままやりすごすぞ」

テスラ 「あんなの、生身じゃ耐えられないよね」

ハドバル 「……いったな。よし、こっちだ」ダッ

ハドバルとテスラはドラゴンと幾人もの兵士が応戦する中をくぐり抜け、
ヘルゲンの外れまで辿り着くことができた。
更に奥まで逃げようとする二人の前に、一人の男が踊り出てくる。
最初にテスラに手を貸してくれたストームクローク兵、レイロフである。

ハドバル 「レイロフ!」

レイロフ 「ハドバルか!」

ハドバル 「生きていたのか、裏切り者が!」

blog_tesla_008.jpg

ハドバル 「……いいだろう。お前達全員、あのドラゴンにソブンガルデに連れていかれちまえ!」

テスラ (あれ、この二人ってお知り合い? 敵対勢力っぽいなのに)

レイロフ 「よし、行くぞ!」スタコラ

ハドバル 「よし、行くぞ!」スタコラ

テスラ 「え? ちょっ、え? 私どうすれば」


<何やってるんだ!早くしろ!


テスラ 「は、はいはい!」トテテテ


  ギィィィ バタン


レイロフ 「とりあえず避難はできたか。ここから外に抜けれるといいんだが」

テスラ (よくわからないままこっちに着いてきちゃった)

レイロフ 「おい、いつまでもそのままじゃ不便だろ。手錠を切ってやるからこっち来い」

テスラ 「うん、お願い」

レイロフ 「ついでに同胞の装備を貰っておけ。もう必要ないだろうからな」

テスラ 「……一応聞いておくけど、同胞ってそこで絶命してる人のこと?」

レイロフ 「他に誰がいる」

テスラ 「今着てるボロ布よりはマシだし、背に腹は変えられないか」ゴソゴソ

レイロフ 「武器の素振りもしたらどうだ。必要になるだろうからな」

テスラ 「斧しかないのかー。剣のほうが好みなんだけど」

レイロフ 「我侭言うな。……む、隠れろ。誰か来るぞ」


<増援を寄越してもらいなさい。
<了解しました。


レイロフ 「さっきの女隊長だな。不意打ちで仕留める、構えろ」

テスラ 「」ゴクリ


<ガチャ


レイロフ 「おりゃああ!」

テスラ 「ごめーん!」

帝国兵 「!?」


  ボカボカボカボカ


帝国兵 「」チーン

レイロフ 「ま、こんなもんか……おい、何やってるんだ」

テスラ 「いや、この人の鎧が女用だから、こっちのほうが身体に合ってると思って……あっ」ゴソゴソ

レイロフ 「今度はなんだ」

テスラ 「この人の荷物から鍵が」ホラ

レイロフ 「お、でかした! もしかしたらそこの扉が開くかもな、試してみろ」

テスラ 「……開いた!」ガチャ

レイロフ 「地下に繋がっているのか。ここから出れるかもしれんな」

テスラ 「どのみち、こっちに行くしか選択肢はないでしょ」

レイロフ 「それもそうだな。よし、急ぐぞ」

レイロフとテスラは砦の地下設備を抜け天然の洞窟へと入り、外を目指した。
道中、帝国兵やクリーチャーとの戦闘が発生したが連携して突破し、歩を進める。
どこまで続くのか、そもそも外に通じているのかも分からない洞窟を進む中、
前を行っていたレイロフが突然立ち止まり、テスラを制した。

レイロフ 「待て。熊がいる」

テスラ 「え?……うわ、ホントだ。寝てるみたいだけど」

レイロフ 「熊との殴り合いは避けたいところだな」

テスラ 「熊がいるってことは、外と繋がってるってことだよね? なんとか先進めないかな」

レイロフ 「姿勢を低くして壁際を静かーに進め。もしくは、こいつで不意打ちを仕掛けてみるか?」つ【弓矢】

テスラ 「ううん、弓には自信が無い。ここはやりすごそう。行ってみる」ソロソロ

blog_tesla_009.jpg

テスラ 「……変なことしないでよ」

レイロフ 「お前のような小娘に興味なぞ湧くか」

テスラ 「」コソコソ

レイロフ 「」コソコソ

熊 「?」

テスラ 「!?」

レイロフ (落ち着け、そのまま)ヒソヒソ

熊 「」スピー

テスラ (いまのうち)コソコソ

レイロフ (いいぞ、もう少しだ)コソコソ

テスラ 「……ここまで来れば大丈夫かな?」

レイロフ 「どうにか切り抜けられたな」

テスラ 「ね、あっち光ってるのってもしかして」

レイロフ 「やったぞ、出口だ! やっぱり外に繋がってたんだな!」

blog_tesla_010.jpg

テスラ 「ここが、スカイリム……」

レイロフ 「どうだ、故郷の空気は」

テスラ 「もっとこう、晴れ渡った空が迎えてくれれば感動もしただろうに……なんだかなぁ」ハァ

レイロフ 「天気に文句を言ってもしょうがないだろ」

――To be continue!


※プチ用語集(主観込み)
・ノルド
 →スカイリム地方を故郷とするヒューマン種族。鮮やかな金髪と屈強な肉体が特徴。
  その特性から勇猛な戦士に向いているとされ、先の戦争でも前線で活躍した。
・ソブンガルデ
 →ノルド人の信仰において、勇敢に戦い死んだ者が送られるとされる楽園。
  かつての英雄たちが終わらない宴を楽しんでいるらしい。要はヴァルハラ。
・帝国
 →タムリエル大陸を統括する勢力、シロディール地方(前作の舞台)に帝都を置いている。
  度重なる侵略や騒乱でかつての力は失われおり、領土も減ってるらしい。
・ストームクローク
 →ウルフリック・ストームクロークをリーダーとする反帝国勢力。
  帝国によりタロス神の信仰を禁止されたことに反発している。

スポンサーサイト
web拍手 by FC2
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。