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【プレイ記】どばきん編 第23話

スマフォに入れてる Tumblr アプリが動かなくなりました。なんで?
画像のアップはデスクトップからやってるんですが、閲覧は主にスマフォで
やってたので不便。(帰宅してから見ると、新着100件とか余裕で越えてるので)
空いた時間にちょいっとみるのが好きだったのに。
よく分かりませんね。一旦消して入れ直してみましょうか。

さて、プレイ記ですが今回の更新分は要注意です。
前作オブリビオンの終盤の展開に関するネタバレにさらっと触れてます。
オブリプレイ中の方はご留意ください。


○前回のどばきん!
 リバーウッドのデルフィンとともにカイネスグローブを訪れた主人公。
 そこには、かつてヘルゲンを焼き払ったあの黒いドラゴンが飛来していた。


☆注意☆
・ネタバレを含む可能性大です。
・RP風味という特性上、創作が混じりますが、ゲーム内容から大幅に逸脱はしません。




===
テスラの脳裏に、あの日のヘルゲンの光景が明確に蘇る。
人も建物も区別なく、黒きドラゴンが吐く炎に須らく焼き払われた。
今回もすぐ近くにカイネスグローブやウィンドヘルムがある。
またあのような光景が繰り返されるのか。

「ちょっと、しっかりなさい! なんのために連れてきたと思ってるの!」

デルフィンが声を荒げる。その声でテスラは幾分か冷静になれた。
なぜそうなったのか、何をすべきなのか、そんなことは分からないままだ。
一つ確かなことは、自分にドラゴンを滅ぼす力が備わっているということ。
ならば、今出来ることは一つしかない。

「……言われなくても!!!」

テスラは大声と主に剣を抜いた。
その声は誰でもない、自分に向けた、自分を鼓舞するためのもの。
それを知ってか知らずか、黒きドラゴンは地上に降りてくる気配はない。

「スレン、ティード、ヴォ!」

「何やってるのよ、あいつ……」

既に臨戦態勢に入っているデルフィンは苛立ちを感じていた。
一旦剣を納めて弓矢を構えると、上空のドラゴンに狙いを定める。

その時だった。

彼女らの足もとにあるドラゴンの古墳からけたたましい轟音が響いた。

blog_tesla_192.jpg

テスラ 「な、なに!?」

リディア 「あれは墓ですよね? まさか……!」

サーロクニル 「アルドゥイン!!」ゴゴゴゴ

blog_tesla_193.jpg

テスラ 「嘘っ!?」

デルフィン 「これがドラゴン復活のからくりって訳!」

リディア 「ドラゴン2匹ですか……厳しい戦いになりますね」

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デルフィン 「あいつ、貴女を見てるわよ」

テスラ 「えっ、わ、私に言ってんの?」

アルドゥイン 「言葉の意味を知らぬか。自らドヴァーを名乗るとは、とんだ不届き者よ」フンッ

テスラ 「ド、ドヴァーって……」

アルドゥイン 「サーロクニル! クリイ、ダー、ジョーレ」スィー

テスラ 「あ、逃げた!? ま、待って! 私に言いたいことって」

リディア 「お嬢! 来ます!」

デルフィン 「逃げたやつよりこっちが先よ!」

サーロクニル 「我が名はサーロクニル……」

テスラ 「くっ……」チャキッ

サーロクニル 「我が声と絶望を聞け!!」ドンッ


黒き竜が復活させたドラゴン、サーロクニルの目覚めの咆哮。
それは目に見えぬ圧力となって三人に襲い掛かる。
怯む三人を尻目にサーロクニルは大きく羽ばたくと、空へと舞い上がった。
その姿を目で追ったテスラはある違和感に気付く。

blog_tesla_195.jpg

先ほどまで雪を降らせていた曇天が、今は月がよく見える透き通った夜空となっていた。


テスラ 「あれ? こんな晴れてたっけ?」

リディア 「そういえば雪が……まさかこれもドラゴンの仕業ですか?」

デルフィン 「ちょっと二人とも! 何やってんの!」

リディア 「これは失礼!」

テスラ (やべ! 弓持ってない!)

リディア 「ここは私たちに任せて! やつが降りてきたら頼みます!」

デルフィン 「鬱陶しいわね、すぐに叩き落してやるわ!」


デルフィンとリディアは弓を構えると、上空を滑るように飛び回るサーロクニルに
狙いを定め、文字通り矢継ぎ早に矢を打ち続けた。高速で動く的に当てるのは容易ではないが、
かといって全弾外しているわけでもない。時折反撃として放たれるドラゴンのブレスを掻い潜り、
二人は少しずつ着実にダメージを与えていった。

やがてダメージが重なったのか、サークロニルは地面をこするような動きで地上に降りてきた。
開幕の軽やかな動きではないことから、ダメージの蓄積が見て取れる。


デルフィン 「落としt」

テスラ 「今だ!!」ダダダダ

リディア 「お嬢! 地上に落としたといっても気を抜かないでください!」

テスラ 「大丈夫!」

サーロクニル 「ほう……」

テスラ 「はあああああ!!」

blog_tesla_196.jpg

真正面から向かえば、豪炎に焼かれるか巨大な顎に噛み付かれる。
そう考えたテスラは円を描くような動きでサーロクニルの側面から接近を試みる。
サークロニルもただ黙っている訳ではなく、その巨駆を空まで持ち上げるほどの力を
持った翼で振り払う。テスラはそれを盾で受け、身を引いて避けつつ剣を振るっていった。
追いついたデルフィンとリディアも果敢に接近戦を挑みかかり、サーロクニルを地上に縫い付ける。

「おぉぉらぁぁぁ!!」

猛々しい雄たけびはリディア……ではなくデルフィンだ。
盾と片手剣で戦うテスラと対照的に、彼女は両手に剣、つまり二刀流の構えを取っている。
その手に持つのは、秘密基地にもあったあの変わった形の剣だ。
スカイリムで主に使われているものと比べると、とても薄くて細い。
ぽっきりと折れないか心配になるほどだ。

(そういえばリディアさんは何か知ってる風だったな……)

デルフィンの姿を見て、テスラは出発前のことを思い出していた。
あの剣を見たリディアはなにかに驚いているようだったが。

そうこうしている内に、サークロニルはゆっくりと崩れ落ち、動かなくなる。
再び空を舞うことは叶わなくなった。

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リディア 「倒しましたか……?」

デルフィン 「ドラゴンといっても、想定していた以上ではなかったわね。さて……」チラッ

テスラ 「……始まるよ。これは私の意志じゃなくて勝手に始まるんだけど」


サークロニルの遺骸から光が放たれたかと思うと、それは奔流となりテスラへと向かっていった。
ドラゴンボーンのみが持つドラゴンの魂を吸収する力。不死の存在であるドラゴンを殺しきる、
唯一の力である。

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リディア 「これは……」

デルフィン 「なんてこと、それじゃ本当に貴女が……!」

テスラ 「もう疑うところはないよね?」

デルフィン 「ええ。質問に答えないとね」

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テスラ 「なんでもか……じゃ、一番の疑問なんだけど、デルフィンさんは何者なの?」

デルフィン 「私はブレイズの最後の一員よ」

テスラ 「ぶれいず?」


ブレイズはドラゴンスレイヤーの集団であり、最大のドラゴンスレイヤーであるドラゴンボーン、
つまりかつて皇帝だったセプティムの血筋に仕えていた。その頃には皇帝の警護隊として
ブレイズの名も大陸全土に知られていたらしい。だが、セプティム家は200年前に途絶えている。
「オブリビオンの動乱」により当時の皇帝ユリエル七世の子、マーティンが死亡したためだ。
ブレイズはその時に存在意義を失ったのだ。

「やはりブレイズでしたか」

「? リディアさん、知ってたんだ?」

「ええ、なんとなくですが」

デルフィンの秘密基地にあった独特な形状の剣、リディアが言うところによると、
あれは「ブレイズソード」と呼ばれるものらしい。実物を見るのは初めてだったが、
何かの文献で見たことがあったということだ。

blog_tesla_200.jpg

テスラ 「ブレイズって言うのは分かったけど、それが何の関係が?」

デルフィン 「ドラゴンが復活した今、私たちの存在意義も明確になった。ドラゴンを止めなければ」

リディア 「貴女がブレイズであれば、ドラゴンボーンであるお嬢に接触を持ったのも納得はできますね」

テスラ 「なるほど……そういう人たちなら、ドラゴンが復活したのも何か知ってるの?」

デルフィン 「全然」

テスラ 「えっ」

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テスラ 「あいつは……さっきも言ったけど、ヘルゲンを滅ぼしたドラゴンだよ」

デルフィン 「そうなの……分からないことだらけね! 黒幕を見つけないと」

リディア 「黒幕?」

デルフィン 「ドラゴンを操っているのが何者なのか、探る必要があるわ」

テスラ 「操ってるって、人の手でどうにかなるもんじゃないでしょ」

デルフィン 「サルモールよ。黒幕かはともかく、関わってはいるはずだわ」

リディア 「なぜここでサルモールが」

デルフィン 「考えてみて。ドラゴンがヘルゲンを襲った、これで一番得したのは誰?」

テスラ 「……?」

リディア 「ヘルゲンが襲われたことにより、そこで処刑されるはずだったウルフリックが逃亡していますね」

テスラ 「ええと、つまり?」

リディア 「つまりそこで終わるはずだった内戦が長引いてしまったということです」

デルフィン 「サルモールからすれば、帝国とストームクロークの戦争は長引いてほしいでしょうね」

デルフィン 「どっちも疲弊したあとで帝国との休戦を破棄、今度こそ帝国を滅ぼすつもりでしょうから」

テスラ 「じゃ、今のこの状況はサルモールに一番都合がいいんだ」

デルフィン 「そうよ」

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リディア 「ですがすべて推測です」

デルフィン 「サルモール大使館に忍び込むことができれば。何か情報があるでしょうけど……」

リディア 「本気ですか!? どれだけ厳重な警備が敷かれていると思っているんですか」

デルフィン 「被害妄想について考えさせられるほど厳重ね」

テスラ 「どうやってそんなこと……」

デルフィン 「いくつか案はある。その前に情報を整理しないとね」

リディア 「……」

デルフィン 「リバーウッドで会いましょう。私が戻っていなかったら、すぐ戻るから待っていて」

テスラ 「分かった。リバーウッドね」


空に気をつけて、と言い残すとデルフィンは駆け出していった。
どこか寄るところがあるのだろう。リバーウッドに向かう街道とは違う道へ向かったようだ。
その後姿を見届け、テスラとリディアも動き始める。とにかく今日は休んでおこう。
そう決めた二人はカイネスグローブにある宿へ向かった。

blog_tesla_205.jpg

~カイネスグローブ 宿屋「ブレイドウッド」~


テスラ 「たのもー、ってありゃ? 誰もいない?」

リディア 「まだ避難しているのでしょうね。待たせてもらいましょうか」

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テスラ 「そうだね」ヨイショ

リディア 「それにしても、話が大きくなってきましたね」

テスラ 「ドラゴンにサルモールか……」

リディア 「私は反対です」

テスラ 「?」

リディア 「今の状況で、サルモール大使館に忍び込むなどリスクが大きすぎます」

テスラ 「うーん……すぐには決められないよ。考える時間が欲しいかな」

リディア 「ええ、よく考えて。ご自分が一番納得できる結論を出してください」

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テスラ 「そうするよ。……あ、それでとりあえず明日なんだけど」

リディア 「はい」

テスラ 「ハイ・フロスガーに行こう。角笛持ってかないと」

リディア 「そうでしたね。忘れるところでした」


明日の予定が決まったところで宿屋のドアが開き、女将が戻ってきた。
ドラゴンの脅威は去ったことを伝えると、これでもかというぐらいに礼を言われた。
その表情はまさに「安堵」と表現するにふさわしい。もしドラゴンを退けられなければ、
彼女は今後二度とこんな顔はできなかったかもしれない。

ドラゴンを倒してよかった。ようやくテスラはそう感じることができた。
テスラはまだ自覚していないが、この時彼女の内にある想いが芽生え始めていた。

「これが評判のダークエールですか」

「どんな味なの?」

「甘いというか苦いというか」

「どっち?」

思いのほか静かな夜だった。嵐の前の静けさであろうことは分かっているが、
だからこそこの時間を満喫しておきたかった。


――To be continue!


※プチ用語集(主観込み)
・アルドゥイン
 →Al(破壊者)/ Du(貪り食う)/ In(主)の名を持つドラゴン。
  今回サークロニルを復活させた。OPでプレイヤーが最初に出会うドラゴンでもある、
  他のドラゴンに見られない黒色と、シャープで刺々しいボディが特徴的。
  今後のメインクエストで、彼の正体が明らかになっていく。
・こんな晴れてたっけ?
 →多分偶然です。が、アルドゥインの力なら天候を操作することも容易。
・ブレイズ
 →ドラゴンスレイヤーの集団としてドラゴンボーンを守護することを任務とする集団。
  前作まではドラゴンボーン=皇帝であったため、皇帝の身辺警護隊として登場していた。
  ちなみに現在の警護隊はペニトゥス・オクラトゥスと呼ばれる特務部隊である。
・ブレイズソード
 →見た目は日本刀に近い。というかそのまま。前作では「アカヴィリ刀」と呼ばれていた。
  片手剣なのだがその形状故、盾との相性は(見た目の問題で)悪い。
  刀一振りだけ携えて、サムライRPにいかがだろう。
・ダークエール
 →エールというのはビールの一種。ファンタジー作品にはちょいちょい登場する。
  ビールと比べて苦みが少なく、甘くフルーテーな風味を楽しめる。
  専門店等で手に入るらしいので、興味を持った方は味わってみるのも一興。

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