でたらめスカイリム TOP  >  SkyrimRP日記  >  プレイ記:どばきん編 >  【プレイ記】どばきん編 第24話

【プレイ記】どばきん編 第24話

最近は楽しいMODというよりも快適にするMODが多くて、またスカイリムが楽しくなりましたね。
特に先日ご紹介した Safety Load のお蔭で無限ロードから解放されただけじゃなく、
普段のプレイも軽くなった……ような気がします。実際、プレイ中のファンの回転数が落ちてるんですよ。

街にぎやかしMODを試すと言ってましたが、すごくいいタイミングで楽しげなMODが
リリースされましたので現在それを試してます。それはまた別な機会にて。

それではプレイ記どばきん編ですよ。


○前回のどばきん!
 カイネスグローブにてドラゴンを退けた主人公一行。
 デルフィンと別れ、一路ハイ・フロスガーを目指す。


☆注意☆
・ネタバレを含む可能性大です。
・RP風味という特性上、創作が混じりますが、ゲーム内容から大幅に逸脱はしません。




===
~翌日 カイネスグローブ 宿屋「ブレイドウッド」前~


テスラ 「げ、雨だ!」

リディア 「昨夜から降り続いてましたが、止んではくれませんでしたか」

blog_tesla_206.jpg

テスラ 「やんなっちゃうな」

リディア 「かーっと叫んだら、雲も晴れませんか?」

テスラ 「シャウトで? いくらなんでも無理でしょー」ケラケラ

リディア 「ですよねー」

テスラ 「じゃ、今日の予定なんだけど」

リディア 「ハイ・フロスガーですよね」

テスラ 「なので、まずはイヴァルステッドまで行こう」

リディア 「ここからならそう遠くはないですね。昼までには着きそうです」ガサガサ

テスラ 「道も初めてじゃないしね。じゃ、出発しよう!」

リディア 「えぇ」

blog_tesla_207.jpg

テスラ 「いつの間にか雨止んだね」モシャモシャ

リディア 「朝の時点で小降りでしたしね。……あの、何食べてるんですか?」

テスラ 「ん? わかんない」

リディア 「え、わか……えっ?」

テスラ 「カイネスグローブで変わった草見つけてね。なんかの薬になるかなーと思って」

リディア 「薬の材料にするなら、そのまま食べてはいけないのでは」

テスラ 「効果分からないと薬にもできないし、食べないと効果分からないじゃん?」

リディア 「……お嬢って錬金得意ですけど、それってまさか」

テスラ 「うん。基本的に素材は自分で食べて覚えてる。ええと……」メモメモ

リディア (ドラゴンボーンは喉だけではなく、胃袋も尋常じゃないのですね)

blog_tesla_208.jpg

カイネスグローブからイヴァルステッドを経由し、ハイ・フロスガーを目指す。
アップダウンこそあるが、実は距離はそこまで離れておらず街道もしっかり整備されている。
初めて通る道でもないため特に大きなトラブルに見舞われることもなく、
また天気も途中から回復し、行程は順調そのものだった。

テスラとリディアは、二人が思っていたよりも早くイヴァルステッドに到着。
昼食と小休止を挟んだ後に七千階段に挑むこととなった。

「はー……」

「ため息をつきたくなる気持ちも分かりますよ」

七千階段を下から見上げ、思わず嘆息するテスラの様子が微笑ましく見えたのだろうか、
或いは余裕か、リディアの顔はわずかに綻んでいた。単純な身体能力ならリディアはテスラを上回る。
そんなリディアにとっては七千階段も軽い運動に過ぎないのかもしれない。


リディア 「さあ、行きましょう」

テスラ 「行きましょー……」

 :
 :
 :

テスラ 「あ、やっと見えてきた」ハー

リディア 「何度見ても壮観ですね」

blog_tesla_209.jpg

テスラ (なんで息一つ上がってないし、汗一つかいてない……)

リディア 「では入りましょうか」

テスラ 「そ、そうだね」


~同日 ハイ・フロスガー~


テスラ 「お邪魔しまーす」ギィィ バタン

リディア 「……誰もおられませんね」

テスラ 「探してみようか。ここのどっかにはいるはずだから」

リディア 「そうですね。まさか買い物に行っているということもないでしょうし」

テスラ 「ないでしょ。基本ここから出ないみたいだし」

リディア 「であれば、どこかに……あっ」

blog_tesla_210.jpg

テスラ 「お祈り中? 邪魔しちゃ悪いかな……?」

リディア 「待たせて頂きましょうか」

 :
 :
 :

アーンゲール 「」ヨイショ

テスラ 「あ、終わった? すいません、ただいま戻りました!」

アーンゲール 「おお、ドラゴンボーンか。して、首尾は?」

テスラ 「」つ【角笛】スッ

アーンゲール 「ほう! ユルゲン・ウィンドコーラーの角笛を手に入れたか!」

テスラ 「はい、ちょっと邪魔は入りましたが……」

リディア (ちょっとでしょうか)

アーンゲール 「手に入れた事実は変わらぬ。これで全ての試験に合格だ」

リディア 「お嬢、やりましたね」

テスラ 「これでやっと……やっと……あれ?」

リディア 「?」

テスラ 「試練が終わったらどうなるんだっけ?」

リディア 「……そう言えば」

アーンゲール 「さあ、私と来い。お前をドラゴンボーンとして、正式に認めるときがきた」スタスタ

テスラ 「なんかあるみたい」


~同日 ハイ・フロスガー 中央の間~


ウルフガー 「」

テスラ 「?」

アーンゲール 「揺るぎ無き力の最後の言葉を覚えるときだ」

blog_tesla_211.jpg

テスラ 「最後? 三つ目ですか?」

アーンゲール 「うむ。"Dah"、ドラゴンの言葉で"押す"を意味する」


そうしてアーンゲール師が床に向かって何かを囁く。
これまでも、テスラがこのハイ・フロスガー何回か見てきた光景だ。
こうすることで彼が持つ"言葉"を授けようとしているのだろう。
テスラは床の言葉を見やる。やはり"読める"。

初めてブリークフォール墓地で見たときは落書きとしか感じなかった彼女も、
今となればこれがドラゴンの言語ということを理解できていた。


アーンゲール 「三つの言葉を合わせて、シャウトは更に強くなった。慎重に使うように」

テスラ 「はい」

アーンゲール 「ではウルフガー師が"Dah"の力を授けてくれよう」

ウルフガー 「」フォォォォ

blog_tesla_212.jpg

テスラ 「…………はい、確かに」

アーンゲール 「これで試練は終わりだ」

テスラ 「ええと、ありがとうございました」

アーンゲール 「ドラゴンボーンよ、お前と話したいことがある」

テスラ 「話と言いますと」

アーンゲール 「まあ、そこに立て」

テスラ 「?」トテトテ

blog_tesla_213.jpg

アーンゲール 「グレイビアードの解き放たれた声を聞いて、耐えられるものは少ない。だがお前ならば」

テスラ 「解き放たれた声って……え、話ってシャウトで!?」

アーンゲール 「リングラー、クロシス、サラーン、スタルンデュール――」グワングワン

テスラ 「い゛っ……!?」

ウルフガー 「ナール、ツーム、ム、オファン――」グワングワン

テスラ (あああああああ頭がぁぁぁ!!)


グレイビアードらが声を放つと同時、テスラの全身を衝撃が襲う。
テスラだけではない。重厚な造りのハイ・フロスガーですら振動している。
声の達人たるグレイビアード、それも複数人が、本気ではないにせよ
その声の力を発揮しているのだ。その力は生易しいものではない。

blog_tesla_214.jpg

声は音、すなわち振動だ。目に見えないながら、外部から内部から対象を破壊する力を持つ。
そのただなかにいてテスラは全身の皮膚、骨、内臓が軋むのを実感しつつも、
どうにか意識だけは保つことができていた。

お前ならば耐えられる、とはこのことなのだろうか。


テスラ (全身全部にも衝撃が……これがグレイビアードの……!)ガクガク

アーンゲール 「カーン、ナール、スレイクド、ショール――」グワングワン

リディア 「……!」

リディア (隅で見てるだけの私にもこれだけの衝撃が!? あの中にいるお嬢にはどれだけの……!)

ウルフガー 「メイズ、ヌ、イスミール、ドヴァースプロム、ダーマーン」グワングワン

blog_tesla_215.jpg

テスラ 「ふぐ、っ……!」

テスラ (や、やばい! 吐きそう!)

テスラ (でも今吐いたら死ぬまでいじられネタにされる……!)

アーンゲール 「ダー、ロック……」

テスラ 「……お、終わった?」

アーンゲール 「お前はグレイビアードの声を試し、無傷で通ることができた」

テスラ (完全無傷とは言い難いですが)

アーンゲール 「ハイ・フロスガーはお前のために、いつでも門を開こう」

テスラ 「は、はい。ありがとうございます」

リディア 「お嬢、お疲れ様でした。大丈夫ですか?」

blog_tesla_216.jpg

テスラ 「うん、大丈うぇ」

リディア 「……」

テスラ 「大丈夫、大丈夫だから!」

リディア 「グレイビアードはそれぞれの作業に戻りました。本当に試練は終わりなのでしょう」

テスラ 「終わったかぁ……」ヘナヘナ

リディア 「今出れば、ギリギリ日没までにイヴァルステッドに着くと思いますが。どうします?」

テスラ 「行こうか。いつまでも邪魔してるのも悪いし」

リディア 「分かりました」


~同日 ハイ・フロスガー前~


テスラ 「お、いい色だね」

リディア 「大陸最高峰だけあって、景色も最高ですね」

blog_tesla_217.jpg

ハイ・フロスガーを出ると日が傾いてきていた。
その方向の空は夕焼けの赤に染まり、出番だとばかりに広がり始めた夜空と、
一日の仕事を終えたかのような青空と、それらを見守るように薄く広がる雲と
四色のコントラストを生み出し、見た者になんとも言えぬ感情をもたらせる。

だがテスラは少し複雑な感情を抱いている。
ヘルゲンを襲った黒きドラゴンとの邂逅、今なら明瞭に思い出せるあの日の光景。
あの時も地上で燃え盛る火炎が空をこんな色にしていたのではないか。
夕焼けをさして「空が燃えているようだ」とは珍しい例えではないが、
今の彼女はそれを聞いても風流を感じることはできない。

事態は動き始めている。テスラもそれを肌で感じている。
大陸最高峰から望む夕陽に試練を終えた達成感を感じるとともに、
この先起こるであろう出来事に対し一抹の不安を感じていた。

blog_tesla_218.jpg

――To be continue!


※プチ用語集(主観込み)
・食べないと効果分からないじゃん?
 →錬金はいくつかの材料から薬を作り出す技術。出来上がった薬の効果は
  素材の効果が現れるのだが、その素材の効果は最初はマスクされていて、
  分からないようになっている。その効果を知る、最も簡単な術が「自分で食べる」こと。

スポンサーサイト
web拍手 by FC2
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL